欲しいのに、あれが怖いんです・・。
「ばっちょさんのKindle本、ずっと気になってるんです。欲しいんですけど、買えなかったんですよね」
最近、そんな話を聞きました。
僕はKindleで、セリフの覚え方とか記憶術についての本を出版しているんですけど、同じ役者仲間がそれを知っていて、ずっと気になっていたらしいんです。
でも、なかなか買えなかった。
理由を聞いて、正直びっくりしました。
「買ったことが、ばちょさんに伝わるんじゃないかと思って怖かった」
「履歴が残って、名前がバレるんじゃないかと思ってた」
そういう理由だったんです。
定価は800円なので、金額的に買えないわけじゃないんですよね。
Amazonで普通に買えるし、アカウントさえあれば誰でも買える。
それなのに買えなかった。
その理由が「気持ちの問題」だった。
これは完全に盲点でした。
確かに言われてみると、気持ちは分かるんですよね。
特にKindleで電子書籍を買うのが初めてだったら、なおさらです。
著者である僕に、
「誰が買ったか」
みたいな顧客データが届くんじゃないかと思ってしまう。
それがちょっと気恥ずかしい。
その感覚は理解できます。
でも、はっきり言うと、Kindleで僕の本を買ったからといって、誰が買ったかなんて著者側には分かりません。
購入者の名前も見えません。
レビューを書いた場合は、Amazonアカウント名が表示されることがあります。
ただそれも、たいていは本名じゃないですし、表示も「Amazonのお客様」になっている人が多いです。
星評価だけなら、名前が出ることもありません。
つまり、安心して買えます。
そして今回この話を聞いて思ったんです。
もしかしたら僕の本に限らず、Kindleで読みたい本があるのに「買ったことがバレるのが怖い」という理由で買わない人って、意外と多いんじゃないかと。
だから、これはニュースレターで一度伝えておきたいなと思いました。
そして、これこそがKindleの良さだと思うんですよね。
本屋さんで「読みたいけどレジに持っていく勇気が出ない本」って、ありますよね。
図書館でも「借りたいけど手に取るのがちょっと恥ずかしい本」ってある。
ちびまる子ちゃんで似たような話を思い出したんです。
永沢くんが自己啓発っぽい本(たしかモテるための本)を買ったら、レジの女性店員さんが
(この人がぁっ!?)と、笑いをこらえていて、
永沢くんが悔しがるシーンがあった気がします。
あれ、めちゃくちゃ分かるんですよね。
たとえば、
「落ち込まない自分になる方法」
「年収1億円になる方法」
「恋愛がうまくいく方法」
「ダイエットの本」
「人間関係の悩みを解決する本」
こういう本って、本当に必要だから読みたいのに、持っていく姿を見られるのが恥ずかしい。
そういう感覚って誰にでもあると思うんです。
でもKindleなら、誰にも知られずに読めます。
買ったことも分からないし、スマホの中で読める。
電車の中で紙の本を開くと、表紙が見えてしまうことがありますよね。
ブックカバーをしていても、なんとなく隣に座っている人に覗き見されているんじゃないだろうか・・。
でもスマホなら、周りからはただスマホを見ているだけにしか見えません。
その安心感がある。
これって、隠れたKindleの強みなんじゃないかなと思います。
しかもKindleには、身近な人が実体験で書いている本がたくさんあります。
自分の悩みに近い内容のものが見つかったりする。
今回、役者仲間の話を聞いて、僕自身も改めて気づかされました。
「読みたい」と思った本を、誰にも知られずに手に取れる。
それがKindleの魅力なんだなと。
もし同じように「買ったことがバレるのが怖い」と思って躊躇している人がいたら、安心してください。
そういうことは基本的にありません。
気になった本があれば、ぜひ気軽に読んで、自分の成長や悩みの解決に活かしてもらえたら嬉しいです。

