人の魅力にスポットライトを当て、言葉に翻訳する
BACCHO TO THE FUTURE 3
目次
なりきり演劇終了。歴史を超えた友情。
洗濯物を畳みながらライブ配信してみた
「未完成のコミュニティ」だからこそ入りやすい
夜22時はSNSの時間に決めた
スナックあやさんと、毎晩2時間の長電話
SNSの奴隷から、人とのつながりへ
目玉飛び子さんアカウントは削除、でも続編あり
自分の強みに気づいた——プロフィールを変えた話
来週の予告
なりきり演劇終了。歴史を超えた友情
まず今週、一番伝えたいことから。
依頼されていたイベントで、なりきり演劇というものをやりました。歴史の教科書に出てくる漢委奴国王の金印でおなじみの、弥生時代の「奴国」の王様が、現代にタイムスリップしてきて子供たちと交流し、演劇を通して歴史を体感するという企画です。
僕が王様、100%信頼している役者仲間が側近という役で演じました。詳しくは別の記事に書いているので、興味があればそちらも見てください。
子供たちは小学5年生から中学生。役者が演じているとわかっているはずなのに、最後には「弥生時代の王様と友達になった」という感覚を持ってくれたんです。
別れの儀式のシーンがあり演劇自体は終了。王様の演技を解除し、役者の自分として子供たちと記念撮影するために部屋に戻りました。
僕がただいまと言ったら、子供たちが「お帰り、王様」と返してくれた瞬間は、本当に嬉しかった。
演劇って、何千年も離れた人同士をも絆で結ぶ力を持っているんだなと改めて実感しました。
実はこの記事を読んでくれた方から、素晴らしい取り組みですね、というコメントをいただいたんです。考古学や歴史学をSubstackで発信している じゅんじゅん さんという方で。じゅんじゅんさんの記事、めちゃくちゃ面白いんですよ。
カップラーメンの蓋のつまみシールが、最初は1個だったのにいつの間にか2個になった話。それは2つで閉じた方がお湯を入れた時に剥がれにくいから、という人間の工夫の積み重ねなんだそうです。
これも一種の考古学なんだと。
縄文土器や弥生土器も、そういう少しずつの工夫の積み重ねで変化していったらしくて、それを現代の身近なもので説明してくれる視点が本当に面白かった。
そのじゅんじゅんさんが、僕のなりきり演劇の取り組みに感激してくれて、「自分にはできない発想の学習方法で感動をしています!」と言ってくれたんですよね。お互いがやっていることの視点に感激し合う、というご縁ができたことが、すごくありがたかったです。
洗濯物を畳みながらライブ配信してみた
今週、Substackにはライブ配信機能もあるので、試しにやってみました。
ただ、ライブ配信のためにわざわざ時間を作ろうとすると続かないので、洗濯物を畳んでいる時やアイロンがけをしている時、つまり面倒だなと思っている家事の時間にやればいいんじゃないかと考えて。
実際にアイロンがけをしながらライブ配信をしてみたんです。
誰も来ないだろうとたかをくくっていたら、2人入ってきてくれて。
これが、普通の投稿と全然違う体験だったんですよ。
コメントを通じて、一方通行ではなく一緒にその場を作っていく感覚があって。
しかも入ってきた2人は、僕とはSubstackでつながっていたけれど、お互いは初対面だったんです。
ライブ配信でコメントし合うことで、その2人がSubstack上でつながった。
これにはすごく感動しました。
ライブ配信は影響力のある人がやるものだと思い込んでいたんですが、今回参加してくれた方々が教えてくれたのは違う真実でした。
すでにコミュニティができあがっているライブ配信は、新しく来た人には入りにくい空気になっていることが多いらしいんですよね。
僕自身、コミュニティが苦手な人間なので、その気持ちはすごくわかる。
僕のところはまだ何も出来上がっていないからこそ、気軽にコメントできた、気軽に入れた、と言ってもらえたのは大きな発見でした。
完成したものを提供するんじゃなく、未完成のまま一緒に作り上げていく。
それがライブ配信の面白さなんですね。
初ライブでぐだぐだなので、できれば聴いてほしくないですが、
このニュースレターはさらけ出すのが主義なので載せておきます。
絶対、聴かないでくださいね!!!
夜10時はSNSの時間に決めた
もう一つ変えたのが、SNSの投稿タイミングです。
夜10時以降って、お酒を飲みながらダラダラしてしまう時間になりがちで。
今日という日が終わってほしくなくて、なんとなく起きているけど、何もしていない時間。
だったらその時間をSNSでの交流の時間にしてしまおうと決めました。
お酒を飲みながら、コメントを返したり、誰かの投稿を読んでコメントしたりする。これがまるでBARで飲んでいるような感覚なんですよね。
BARに行ったことはないけど(笑)
その時間に今週になってほぼ毎日交流しているのが、 綾|サブスタに沼ってる人 さんという方です。
Xのフォロワー1万人以上いる方で、僕みたいにXのアカウントを何度も削除してきたSNSど素人からすると、ちょっと別世界の人かなと思っていたんですが、子育てのこと、ビジネスのこと、Substackのことなどいろんな話題で気軽に会話できる関係になっています。
普通、コメントを返したら1往復で終わることが多いんですが、綾さんとはコメントが延々と続くんですよ。
だいたい2時間くらい。
寝る時間の12時頃になったら「そろそろ閉店しましょうか」みたいな感じで終わる。それが楽しみの一つになっています。
SNSの奴隷から、人とのつながりへ
数ヶ月前にKindleで『SNSからの奴隷解放宣言』という本を出版した男が、今どっぷりSNSに浸かっている状況です(笑)。
ただ、以前との違いがあって。以前は、いいねや反応が欲しいという承認欲求を満たすために投稿していたように思います。
でも今は違って、単純に人との交流が楽しいという感覚に変わってきている。
これが、自分にとって良いSNSとの付き合い方になってきているんだと思います。
もしSNSの承認欲求に振り回されている方がいたら、ちょうどいい距離感の参考になるかもしれません。(書籍画像タップでAmazonリンクに飛びます)
綾さんとの会話が合うのは、同じ年代の子供を育てているからというのもあって。
綾さんの家では子供を夜8時に寝かしつけているそうで、「どうやったらそんなことができるんですか」と聞いたら、次の日にはポッドキャストで配信してくれたんですよね。
その実行力と約束を守る仁義について、長文の引用リスタックで触れているので、よかったら見てみてください。
綾さんに限らず、ほかにも交流が生まれていて。「なんだかBARみたいだな」とつぶやいたら「マスター、やってるかい?」というコメントが乗っかってきたりもして。
今までただダラダラしていた夜の時間が、人とのつながりを感じられる良い時間になってきています。
目ん玉飛び子さんアカウントは削除、でも続編あり
なんだかいろいろやることを増やしているように見えて、実は減らしたものもあります。
4コマ漫画キャラクターの目ん玉飛び子さんのXアカウント、フォロワーが伸びるか実験していたものですが、結局全然伸びませんでした。
もう少し続けようかとも思ったんですが、よく考えたら、自分がそこまでXアカウントとして4コマ漫画を伸ばしたいわけではないことに気づいて。
アカウントは削除しました。
ただ、目ん玉飛び子さんというキャラクター自体は個人的にすごく気に入っているので、このニュースレターの中で毎週1つ4コマ漫画を掲載していくことにします。
このニュースレターは新聞のような形式でやりたいと思っていて、新聞には必ず4コマ漫画コーナーがありますよね。
サザエさんやコボちゃんのように。
だから目ん玉飛び子さんは、このニュースレターの新聞4コマキャラとして引き続き登場してもらいます。
自分の強みに気づいた——プロフィールを変えた話
来週は、出演する舞台の本番を1週間後に控えています。
本番の報告は再来週のニュースレターになりますが、今週はキャスト紹介の記事を書く動きをしています。
主催ではない舞台でも、共演している役者一人ひとりの魅力を紹介する記事を書くようにしていて、役者から喜んでもらえることが多いんです。
これ、考えてみたら、Substackで誰かの記事を長文引用リスタックすることと全く同じなんですよね。
誰かの魅力や、誰かの書いた作品の魅力を、自分の言葉に翻訳して伝えていく。
25年演劇をやってきて、役者の良さを引き出すことこそが演出家の仕事だと思ってやってきたんですが、それと同じことを今、文章でやっているんだと気づいたんです。
それが自分の表現の根幹にあるものなんだなと。
それでSubstackのプロフィールも書き換えました。
演劇、Kindle、4コマ漫画、AI……いろいろやっていますが、それだけを発信したいわけじゃない。
人の魅力にスポットライトを当てて言葉に翻訳することが、自分の得意なことであり強みなんだということに気づけたんです。
SNSではターゲットやコンセプトをちゃんと絞りなさいとよく言われますが、やりながら人と交流していくうちに、自分のやりたいことが見えてくる。
今週はそれを実感できた、大きな発見の週でした。
ということで、今週のニュースレターは以上になります。最後までお読みいただきありがとうございます。
来週はいよいよ、6月の本番舞台を迎えます。その報告は再来週のニュースレターでお届けします。
ちなみに、こちらの舞台です。
九州は福岡の舞台ですが、お時間ご都合とご興味、そして距離!!
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