今日はポッドキャストでお届けします。
高校時代から人知れず、意味も目的もなくなぜか練習していたコケる芸についてお話させてください。
この記事は、ポッドキャストの内容を要約したものになります。
詳しくはポッドキャストをご視聴ください。
舞台上でいかに自然に、かつ美しく「コケる」か。
多くの方にとっては「何の役にも立たない芸」に見えるかもしれません。しかし、演劇の現場において、この「コケ芸」こそが役者の身体能力を測る試金石であり、長年怪我なく舞台に立ち続けるための隠れた土台になっていることを、昨日の稽古で改めて痛感しました。
なぜ「コケる練習」が武器になるのか?
僕の「コケ芸」の原点は、高校時代に見たウッチャンナンチャンの内村光良さんのコントにあります。あの瞬間の衝撃に突き動かされ、当時から意味不明ですが、階段落ちや安全なコケ方を練習していました。
役者を目指す遥か以前から積み重ねてきたこの習慣が、今の活動において二つの大きな恩恵をもたらしてくれています。
当時見た動画がティックトックにあがってました。
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1. 衝撃を制御する「身体の操作術」
舞台上で落胆して膝をつくシーン、多くの役者が無意識に膝を床に打ち付け、「ゴンッ」という音を響かせます。これは膝へのダメージが蓄積し、怪我の元となります。
しかし、コケ芸を突き詰めてきた僕は、「着地と同時に衝撃を吸収する」という技術が身体に染み付いています。重心を瞬時に移動させ、手や膝にかかる負荷を分散させる。このコントロール力こそが、25年以上の活動の中で、激しいアクションやチャンバラをこなしても一度も大怪我をしたことがない理由です。
2. 世界観を壊さない「足音の消去」
舞台という空間は、時に畳であり、時にフローリングです。役者が走るたびにドタドタと足音が響いては、作品の没入感が台無しになります。
コケ芸の練習は、身体のバランスを極限まで研ぎ澄ますトレーニングでもあります。軸足が滑った瞬間に重心を入れ替え、次の着地に繋げる。この「重力を制御する」身体の使い方が、足音を立てずに静かに、かつアクティブに動くという表現力に直結しているのです。
「奇跡の連鎖」が教えてくれたこと
サブスタックやfacebookに、こんな投稿をました。
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するとその投稿を見た舞台の役者仲間から、昨日の稽古場で「コケ芸が見たい」と言われ披露したところ、驚くほど好評でした。さらに、膝を痛めがちな女優仲間に、この「衝撃を逃がす膝のつき方」を伝授したところ、非常に喜ばれました。
高校時代に「いつかきっと役に立つ」と信じて練習していたことが、SNSでの投稿をきっかけとした共演者との交流、そして稽古場での気づきを経て、今まさに「自分の役者としての武器」として開花した瞬間でした。
これからのパフォーマンス
今後、僕のパフォーマンスのラインナップには、従来のチャンバラ、ピザ回しに加え、この「コケ芸」が正式に加わります。
「何の役に立つんだ」と言われそうなこの技術こそが、実は観客を魅了し、役者の寿命を伸ばすための極意なのかもしれません。いずれ動画作品としても公開していく予定ですので、ぜひ楽しみにしていてください。
※この記事は、ポッドキャスト配信から一部を編集・抜粋して作成しました。













